ごぼう茶 作り方と保存方法

サポニンとごぼう茶の保存

 

サポニンとごぼう茶の保存

 

ごぼうを水にさらすと、灰汁と呼ばれる茶色い汁が出ます。一般的に料理などにごぼうを使用する場合には、この灰汁を取り除いてから使用するのが普通です。

 

しかし、このごぼうの灰汁には重要な成分がふくまれていたわけなのです。この灰汁の中にはサポニンという成分が含まれており、このサポニンには肌の若さを保ったり、スリムな体型にしてくれる働きがあるのです。

 

ごぼう茶は、このサポニンを有効的に摂取することができるお茶であり、だからこそ健康に良いとされているのです。

 

ごぼう茶を作る時に、その皮を剥かないでそのまま使うのはこのためなのです。ごぼう茶は、およそ70℃くらいに冷まして飲むのがお勧めです。夏は麦茶のように冷やして飲んでも構いません。冷やしても、その効果や効能に変化はありません。

 

ゴボウ茶の保存の方法については、通常の煮出した麦茶などと同じように、冷蔵庫に入れてだいたい3日以内くらいに飲むようにしたほうが良いでしょう。水だしの場合であれば、1日以内に飲んでしまった方が良いと思います。

 

いちいち作るのが面倒だという人には、パックタイプのごぼう茶も市販されています。また、カラ煎りして茶葉にしたものは、冷ましてから缶で保存するか、容器などに入れて冷蔵庫で保管すると良いでしょう。しかし、いずれにしても早めに使用してしまった方が良いと思います。