ごぼう茶 作り方と保存方法

ごぼうの効能

 

 

ごぼうの成分には、抗酸化作用や利尿作用、生活習慣病の予防、疲労回復の効果などの働きがあります。また、高脂血症や糖尿病、大腸癌に対する予防効果もあります。さらに、アルギニンによる滋養強壮効果もあるわけです。高麗人参に含まれているジンセノイドは、免疫機能を高めて血流をよくすることが医学的にも実証されています。

 

そして、ごぼうにもこれと同じ成分が含まれているわけなのです。このように、ごぼうは非常に優れた健康効果を持つ野菜であり、現在のようにメタボ人口の多い社会にとっては、毎日の食事の材料として必要不可欠なものであるといえるかも知れません。

 

そもそも中国では、ごぼうの種子や葉、根は漢方生薬として使用されており、糖尿病や便秘、むくみ、食中毒、のどの痛みなどの緩和に効果があるとされてきたわけなのです。

 

日本においても、ごぼうは民間療法として古くから利用されてきました。例えば、うがい薬や湿布薬として使用する場合は、ごぼう10g程度をコップ1杯の水で煎じ、その半分の量になるまで煮詰めていきます。そして、それを口内炎や歯肉、歯茎の腫れにはうがい薬として、切り傷や蕁麻疹、虫さされなどには塗り薬として使います。

 

また、あせもや蕁麻疹を改善するために、ごぼうを刻んで入れたお風呂に入るという方法もあります。